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creator interview

        

エイサー発祥の街 コザ、そして ご先祖さま

Q:pokke104さんは、生まれ育ちは沖縄のどちらですか?

pokke104:沖縄市のコザです。コザと言えばエイサー発祥の地といわている街で、エイサーはご先祖様を迎えるお盆の音楽なんです。コザの街で、幼少の頃から伝統的な文化、行事などに親しみながら育ってきました。なので、自分のルーツは沖縄にあるんだなぁ、と強く感じますね。

Q:お墓の前にお線香やお花と重箱料理をお供えして、親族みなさんでお食事する行事も沖縄にはありますよね?

pokke104:「シーミー」のことですね。4月くらいに沖縄で行われる行事です。その時期になるとスーパーでもシーミー用のお料理がずらっと並んで、高速道路も渋滞になっちゃうくらいなんですよ。

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「ものづくり」の原体験

Q:デザイナー、イラストレーターを志望したきっかけを教えていただけますか

pokke104:もともと祖父が大工さんでよく一緒に「ものづくり」をしてたんです。目の前で祖父がいろいろな物を作っていく工程を小さなころからみて育ちました。祖父だけでなく、父親にもよく「ものづくり」の体験をさせてもらった環境が、いま思うと私にとってはよかったと思ってます。建築であったり、デザインであったり、とにかく「ものづくり」そのものにとても興味を持って育ちました。絵をかくことも大好きでした。でも自分がデザイナー、イラストレータになるとは当時はぜんぜん考えれませんでした。

   
 
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躍動感、グルーヴ そのインスピレーション

Q:pokke104さんの作品全てにエネルギー、躍動感、グルーヴが感じられるのですが、インスピレーションは何から得てると思われますか?

pokke104:私のものづくりのコンセプトは、ネーミングに込められているんですけど、「見たモノ感じたモノを心のポケットに入れて作品を通して発信できるように」という想いをこめてます。104は<いれよう>と読んで「pokke104=ポッケに入れよう」という意味なんです。そして、自分のポッケの中にたまったモノを創作活動を通じて表現していきたいと思ってます。

あと、生まれ育った環境が自然に囲まれてましたので、海の世界であったり、山のガジュマルのように生命力溢れるの木のラインであったり、大自然からインスピレーションを感じることがすごく多いです。いま東京と沖縄を往復する生活なのですが、東京で見たもの感じたものもこれからの作品に新しい表現として描いていければと思ってます。でも、沖縄のルーツを忘れず、自分のスタイルでこれからの体験も表現していきたいですね。

Q:作品に共通のテーマ性はありますか?

pokke104:実は共通のテーマはありません。テーマを持つこと、自分のスタイルも大事なんですが、大切なのはいろいろな場所で、いろいろな人と自然と出会ったものに対して、その場その時に感じた物を表現していきたいと思ってます。

大事にしたい、ものづくりの「空間」

Q:ワークショップを精力的に開催されてますが、来場者との、特にこどもたちとのコラボレートには発見がありますか?

pokke104:すごくありますね、いまは「共有する」ことを追求していきたいなと考えてます。一緒にものづくりをすることで、感じたりつながっていく空間を大事にしたくて、みんなでつくったものがメッセージになればと思ってます。空間や体験の共有ってすごく大事なことで、私も祖父と一緒にものづくりの体験をしたことがすごく貴重な経験だったので、これからもワークショップでのみなさんとのコラボレーションはずっと続けていきたいと思ってます。つくっていて私自身がすごく楽しいです、いろんな発見もありますし。その発見が無限に広がっていくんですね、ワークショップって。

Q:ライブペイントの作品で最大のペイントサイズを教えてください。また、ペイント中に五感で何を感じてますか?

pokke104:最大は14m×2mで大阪のサントリーミュージアムで描きました。何もない真っ白なキャンバスに「空間を描く」、その会場の呼吸を感じさせる、無の状態からつくりあげていく感じです。コラボしたアーティストさんの音楽に合わせて描いていくのですが、歌詞から感じたものをデザインとしてキャンバスに描きこんだり、会場でのお話しの内容を絵に反映させたり、その空間で感じられるものをペインティングとして表現しています。それぞれの会場の「空間」でモチーフがきまっていくことが多いですね。ライブペイントの絵が洋服のテキスタイルになって、ウェディングドレスやワンピース、バッグになったり、ものづくりの広がりを生み出すこともあります。

   
 

継承される琉球の生活、伝統工芸

        

Q:OFFの時に好きな過ごし方は何ですか?

pokke104:やはりアウトドアが好きなので、時間があればいつも大自然の中にいってます。沖縄にいるときには、那覇から船で1時間くらいなのですが、慶良間諸島、座間味島の海で潜ったり、作品をつくったりしてる時間が一番好きです。座間味島の観光大使も今年からやらせていただいてます。

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Q:伝承していきたいと思う沖縄の文化、伝統工芸について教えてください

pokke104:島の誇りにできることとして、お年寄りの方をリスペクトする行事がとても多いことです。沖縄の長寿のお祝いの「トーカチ(88歳のお祝い)」「カジマヤー(97歳のお祝い)」や先程のシーミーのように、島全体がルーツをすごく大事にするので、この島に生まれてよかったな、と本当に感じています。やはり、島は私の聖地のような場所で、いつも元気をもらっています。

いま身に付けているモノも島の伝統工芸品なんです。金細工(かんぜーくー)という伝統工芸で、昔から何百年も伝わる琉球舞踊で身に付けます。沖縄の結婚指輪と言われている「房指輪(ふさゆびわ)」も首里の工芸品なんですが、身にまとうと、沖縄の島とルーツに守られている気がします。

こどもたちへ

Q:Abby Lifeでもショッピングフォースリーという世界のこどもたちに向けた社会貢献プログラムをスタートさせました。pokke104さんのワークショップにもたくさんの家族、こどもたちが参加されてますが、次世代を担うこどもたちにひとことメッセージをお願いします。

pokke104:のびのびと、自分らしく、とにかくいろいろな経験をいっぱいしてください!その経験があなたのルーツとつながると思いますので。私もショッピングフォースリーの活動に参加したいと思ってます。今後みんなでつくったものが、メッセージとして発信できるとうれしいですね。


<pokke104 プロフィール>

池城 由紀乃 沖縄県出身。見たモノ感じたモノを心のポケットに入れて作品を通して発信できるようにという想いをこめ pokke104という活動名をネーミングに込める。 形にとらわれない自分らしいスタイルで、広告媒体等のイラストレーション、店舗壁画、 ライブペイント、皆の想いを同じ空間で発信する「アート×コミュニケーション」をテーマにした ワークショップなどの活動など国内外で展開。

 
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